2018年2月27日

数学の問題文の読み方

 受験生の皆さんこんにちは。編集担当のYです。明日で2月も終わり。3月に入試を受ける生徒さんは多いと思うので、これから最後まで、受験生の皆さんが1点でも加点できるように、合格できる問題集の編集スタッフは、一丸となって頑張ります。

 今日は、数学の問題文の読み方についてお伝えします。数学は、一つずつ問題を解決して解答を導く教科です。問題文の中に、解答までの道筋が書かれているので、数学の問題文をどのように読めばいいか、実際の問題文を参考にしながらお伝えします。

 まず、去年実際に入試で出題された問題。

 かずよしくんは、自宅から1800mはなれた学校へ登校するため、午前7時30分に家を出発した。最初は毎分60mの速さで歩いていたが、遅刻しそうになったので、途中から毎分100mの速さで走ったところ、午前7時56分に学校に着いた。かずよしくんが走った道のりは何mか、求めなさい。

 この問題を解く時、まず「午前7時30分に家を出発した…午前7時56分に学校に着いた。」というところから、「学校へ行くのに26分かかっている。」と読み取ります。「かずよしくんが走った道のりは何mか、」というところから、「かずよしくんが走った道のりをxmとする。」と書き始めます。そして、「自宅から1800mはなれた学校」とあるので、「かずよしくんが走った道のりがxmなら、歩いた道のりは(1800-x)mになる。」と関連付けます。

また、「最初は毎分60mの速さで歩いたが、遅刻しそうになったので、途中から分速100mの速さで走った」というところから、「道のり、速さ、時間の公式」を関連させて、「歩いた時間は(1800-x)÷60(分)、走った時間はx÷100(分)」と置きます。

 ここまできたら、時間を使って方程式を作ればいいので、

 (1800-x)÷60+x÷100=26 という式を作ることが出来ますよね。

 あとは、この式を解いて、x=600となります。

 このように、問題文を読み解いていけば、問題を解くことは出来ます。これは、理科でも同じことが言えます。

 問題を繰り返し解けば、こつがつかめるようになると思います。合格できる問題集の編集スタッフは、最後まで受験生を応援しています。

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