2019年8月26日

江戸の数学

 日本では、江戸時代に数学(和算)ブームがありました。数学の問題や解き方を算額というも絵馬のようなものに書い寺社に奉納しました。それを庶民が競って解いたり、問題を考えて出し合いました。そうやって、江戸時代は庶民の数学レベルが格段に向上したようです。

 では、どんな問題があったのでしょう。試験勉強の合間に挑戦してみて下さい。

問題 3升(しょう)と5升のおけがあります。この2つのおけを
 

 
   使って油を4升用意してください。


答え ①3升を満杯にして5升にうつす。
 

 
   ②また3升を満杯にして5升にうつす。
 

 
   ③1升が入らず残る。
 

 
   ④②の5升をすべて捨てる。
 

 
   ⑤③の1升を5升のおけにうつす。
 

 
   ⑥3升のおけを満杯にして5升の桶にうつす。

 どうでしたか。学校で習う数学とはちょっと違いますが、江戸の数学もおもしろいですね。

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