高校入試受験生のみなさん、中学生の皆さん、保護者の方々、塾や学校の先生方、毎日お疲れ様です。お元気でしょうか?
合格できる問題集の編集部です。 昨日、いよいよ緊急事態宣言が発令されました。 前例のないフェイズに突入したコロナ騒動ですが、みなさん元気に過ごされていますか?
世界中で猛威を振るう大迷惑なコロナウイルスですが、受験生のみなさんやそのご家族、塾や学校の関係者の方々にとっても、まだまだ先行き見えない状況が続きそうです。
多くの学校で休校が続いています。
「学校いつはじまるの?」
「今年の高校入試はどうなるの?」
「学校再開したけど行くのがこわい!」
中学生の皆さんの不安の声もネットに飛び交っているようです。
わたしはオッサンですが、この騒動の中でもし自分が中学生だったらなどと、
考えてしまいます。
大きな不安や恐怖を覚えるでしょうか、それとも学校が休みでちょっと嬉しかったり
して・・・ 悲しいかな、想像してもあまりピンときません。
しかし、こんなオッサンになっても、今になって中学時代を振り返り、断言できることが一つあります、それは、
「中学生の環境適応能力は超高い」
ということです。
昨日の参院文教科学委員会で、文科省の荻生田光一文部科学相は、子どもの家庭学習を促進させるため、各学校に整備済みのパソコンやタブレットは持ち帰らせるなどして全て活用すべきだとの考えを示したそうです。
本格的に、そしてほぼ確実にオンライン教育の波が押し寄せてくるでしょう。
ニュースでは、会議アプリのZOOMを使った遠隔授業の様子が流れています。
子供がありえないスピードでタブレットに文字を入力していました。
かつて深夜ラジオを聞きながら、紙の辞書をひきひき勉強をしていた私は、
そんな様子を眺めながら、ただただ、
「すげー」
と呟くばかりです。
コンサバティブな日本社会のことだから、
オンライン教育の普及なぞ、緩やかに進むものと思っていました。
ネットが普及し、スマホが普及し、5Gが始まり、 まさかとどめのインパクトを病原体がもたらすなど、誰が予想できたでしょう。
書きながら、中学生の時に感じていたことを一つ思い出しました。 中学時代、私はいつも、特に理由もなく「期待と不安」を感じていたように思います。
現代の中学生の皆さんはどうでしょう。 このような大変な状況にうんざりしながらも、新しい変化への期待を心のどこかで感じて
いるかもしれません。
未だ予断を許さないコロナ騒動ですが、いつか必ず収束します。 その時に備えて、できるだけ前向きに、かつ有意義に過ごして欲しいと願うばかりです。
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