高校入試受験生のみなさん、中学生の皆さん、保護者の方々、塾や学校の先生方、毎日お疲れ様です。お元気でしょうか?
合格できる問題集の編集部です。
昨年、リスニング教材を作る際に、外国人の先生達とお仕事をする機会がありました。
その先生たちは、小さい子供から大人までを指導されているのですが、幼児の英語教室では、よく歌を歌うそうです。
歌を歌うなかで単語を覚え、英語の発音も自然に身に着けられるのだそうです。
大人からすると、わざわざ歌で覚えさせなくてもいいのでは? と思うかもしれませんが、小さい子供というのは、対象に興味を持ち、且つ体を使わないと上手く物事が覚えられないものなんだと、最近知りました。
この傾向はわりと大きくなるまで続くようで、そういえば小学校の頃は声を出して音読をしたり、授業でゲームをしたりしてたのは、なるほど、集中力を持続させるために必要なものだったのでしょう。
最近のオンライン授業では、子どもゆえの散漫と集中力の持続性の問題で、授業の途中で勝手にどこかに行ってしまう事態が多発しているそうです。
従来までは、フィジカルなコミュニケーションの中で行っていた子供の注意をひく工夫を、デジタルに置き換える、ないしはデジタルならではの新しい方法を編み出す必要が出てくるかもしれません、このコロナの状況が今後も長く続けばの話しですが。
スクリーンを隔てて、子どもの気をそらさずにコミュニケーションをする・・・
これは非常にYoutuber的なコミュニケーションに感じるのは私だけでしょうか?
ひょっとしたら、パソコンのキーをタッチしたら「パンパカパーン」とか「チャリーン」と音が鳴ったり、ZOOMやSkyepの画面上に動物やキャラクターが表示されて踊りだしたり、といった演出ができたり、絵文字やスタンプなどで対面でやり取りできない感情表現を行なったり・・・そういったことが授業中にカンタンに出来るようになれば対面で欠けているなにかを少しは埋められるかもしれません。
でも、そういった演出ができたとしても、先生のコミュニケーション力が授業の質にモロに反映してきそうな気がします。
無口に板書し続けるような寡黙なタイプで良い先生もいましたが、
そういう良さもデジタルで伝わるといいんですが。
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