子どもが勉強しない理由はさまざま考えられます。例えば、「集中力が持続しない」「何がわからないかわからない」「そもそも勉強のやり方がわからない」などです。
子どもが勉強しない・苦手なのは、勉強が嫌いだからという理由ではなく、「さまざまなことがわからないから」なのです。そのため、わからないことを減らしていく作業が大事になります。
本日はこれらの問題に寄りそってくれる問題集を紹介したいと思います。
オススメ問題集① 「合格できる問題集」(各県版)
これら問題集の特徴は、何といってもその薄さです。中学校の3年間で学習する内容が、1教科60ページ程にまとめられています。そして、教科書の重要語句をやさしい言葉で説明してあるので、子どもたちに「これなら最後までやりきれるかも」と思わせてくれます。無駄なイラストなどがなく、シンプルなつくりになっているため、集中して学習に取り組むことができます。表紙には各都道府県の入試傾向が記載されているため、どのように勉強すればよいか、などの参考にもなると思います。値段:各630円(税込693円)
オススメ問題集② 「中学攻略本シリーズ」
これら商品は文法, 単語, 計算, 漢字の基本を50ページ程にまとめてあり、他の問題集に比べてページ数が少ないため、子どもたちのやる気を損なわない作りになっています。英語・数学・国語に苦手意識がある人、今までほとんど勉強してこなかった人でもやり遂げることができるよう、丁寧な説明や解説がついています。
オススメ問題集③ 「やさしく復習シリーズ」
これらの商品は、高校入試でも重要な1~2年生で学習する内容がテスト形式でまとめられている問題集です。「中学1年 数学・英語・国語」と「中学2年 数学・英語・国語」は各学年で学習する内容がランダムに出題されているため、飽きることなく、自分の苦手なところやよくわかっていないところを確認することができます。「地理・歴史」は地図や年表と一緒に内容を理解できるようなつくりになっています。「中学1・2年 理科」は実験ごとに理解しておきたいところがまとめられています。どの問題集も1ページ当たりの問題数が少なく、最後までやり遂げられるような作りになっています。
オススメ問題集④ 「直前編シリーズ」(各県版)
これらの商品は、毎年12月ごろに発売される商品です。入試まであと少し、あと1, 2点でも多くとれるようにしたいという人にオススメの問題集です。表紙に各県でどの単元が出題されやすいかが載っているので、それを参考に苦手分野だけ集中的に学習するなどの使い方ができます。各単元の中で入試に出やすく、点が取りやすい問題ばかり集めてあるので、効率的に勉強することができます。
以上、4作品を紹介しました。
どの問題集にも言えることですが、まずは1冊をやりきることが大切です。そして、2回、3回と繰り返し解いてください。「わからない」が「わかってきた」「わかる」に変わると、勉強は楽しくなってきます。いろいろな問題集に手を出してはいけません。「これが自分に合った問題集だ」と思ったらわかるようになるまで何度でもチャレンジしましょう。
Commenti